西日本豪雨3年、愛媛で追悼行事 仮設住まい今も

西日本豪雨から3年となり、愛媛県西予市で開かれた追悼式=7日午前
西日本豪雨から3年となり、愛媛県西予市で開かれた追悼式=7日午前

平成30年の西日本豪雨から3年となった7日、災害関連死を含め33人が亡くなった愛媛県の宇和島市と西予市で追悼行事が営まれた。参列者は黙禱(もくとう)して犠牲者に思いをはせ、災害の記憶を風化させないと誓った。同県内では災害公営住宅の整備が進む一方、今も約230人が仮設住宅などの仮住まいで生活している。

野村ダムの緊急放流で浸水被害を受けた西予市では追悼献花式を開催。両親を亡くした宇和島市の椿本紀代さん(52)も花を供え、取材に「3年前と悲しみは全く変わらない。ここに来ると両親のことはもちろん、被災当時の光景を思い出す」と話した。土砂崩れが相次ぎ、ミカン畑が流された宇和島市の追悼式では、岡原文彰市長が今も仮設住宅での不便な生活を余儀なくされている人がいると語り、生活再建まで寄り添っていくと話した。

西日本豪雨では14府県で303人(関連死含む)が犠牲になり、6日には広島、岡山の被災地で追悼式があった。