岸和田だんじり100年の歩みを知る写真展

大阪府岸和田市並松町のだんじり新調100年を記念して開催された写真展=岸和田市
大阪府岸和田市並松町のだんじり新調100年を記念して開催された写真展=岸和田市

「岸和田だんじり祭」に参加する岸和田市並松(なんまつ)町が、だんじりを新調して100年を迎えたのを記念する写真展を開いた。昨年は新型コロナウイルスの影響で曳行(えいこう)を自粛しただんじり祭。関係者は100年のあゆみを振り返る写真約300点を前に、今年9月の復活に向けて意気込みを新たにしていた。

並松町のだんじりは大正10年、宮大工の桜井義国氏が製作。現在も「巴(ともえ)御前の勇姿」や「加藤清正 蔚山城(うるさんじょう)の戦い」などの彫り物は100年前のものを修理しながら使い続けている。現役の彫り物としては岸和田地区22町でも最古級という。

写真展は今月4日に開かれた「百年祭」に合わせて開催された。新調当時の町民がだんじりを中心に並んでいる写真をデジタル処理し、人々の誇らしげな表情が鮮明に浮かび上がった写真を展示。ほかにも町民が保有したり、市役所で所蔵したりした懐かしい写真を集め、年代順に展示した。

同町の男性は「コロナの影響が不安視されているが、100年前の先祖の心意気を忘れず、今年は安全な祭りを実現したい」と話していた。

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