アメリカザリガニ「特定外来生物」指定を検討 野外繁殖を規制 - 産経ニュース

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アメリカザリガニ「特定外来生物」指定を検討 野外繁殖を規制

アメリカザリガニ(環境省提供)
アメリカザリガニ(環境省提供)

環境省の専門家会議は7日までに、生態系への影響が深刻として、外来種のアメリカザリガニとアカミミガメ(ミドリガメ)を外来生物法に基づく特定外来生物に指定し、野外で繁殖しないよう規制する提言案を大筋で了承した。輸入や販売、野外への放出を禁止する一方、ペットとしての飼育のあり方の詳細については今後議論する。8月にも提言を正式に取りまとめ、同省が検討を進める。

アメリカザリガニとアカミミガメは原産地の米国から持ち込まれた。全国各地の池などで繁殖しており、在来種が激減。これまでも特定外来生物への指定が議論されていたが、飼育中の個体にも国の許可が義務付けられるため、手続きの煩雑さが嫌がられて川や池への大量放棄につながる恐れがあるとして、見送られていた。6日に開かれた専門家会議では、生態系や農作物への被害が報告されていることなどから、規制の必要性を求める声が相次いだ。指定されたと知らずに捕まえて持ち帰って飼育した場合など、個別の対応については今後協議する。

現在、特定外来生物に指定されているのはヒアリやブラックバスなど156種。