発生5日目、捜索難航 急勾配、降り続く雨 1700人態勢、重機投入 熱海土石流

土石流が起きた現場では、警察官や重機による捜索活動などが行われていた=7日午前、静岡県熱海市(佐藤徳昭撮影)
土石流が起きた現場では、警察官や重機による捜索活動などが行われていた=7日午前、静岡県熱海市(佐藤徳昭撮影)

静岡県熱海市伊豆山(いずさん)の大規模土石流は7日、発生から5日目となった。県警や消防、自衛隊は救命救助に向け、懸命の捜索を続けた。現場は勾配が急な上、断続的に降り続く雨の影響で地面がぬかるんでいるため、警察官らが目的の地点になかなかたどり着けず、活動が難航。後方支援を含む約1700人態勢で、大型重機も本格的に投入し発見を急ぐ。

捜索に当たった警察関係者は「(生存率が下がる)発生後72時間を過ぎたが、諦めずにやる」と話した。

市などによると、これまで男性1人、女性6人の計7人の死亡を確認。いずれも伊豆山地区に住む鈴木チヨセさん(82)と小磯尚子さん(61)以外は身元が分かっていない。

安否不明者は5日夜時点の64人から27人に減少。県と市は氏名や性別を公表して情報提供を呼び掛けており、さらに絞り込まれる可能性がある。