6月の中国新車販売 日系4社がマイナスに

北京国際モーターショーのトヨタのブース(奥)=2020年9月26日、中国(共同)
北京国際モーターショーのトヨタのブース(奥)=2020年9月26日、中国(共同)

【北京=三塚聖平】日系自動車大手4社の中国市場における6月の新車販売台数が6日、出そろった。トヨタ自動車が15カ月ぶりに前年同月の実績を下回るなど、4社がマイナスとなった。世界的な半導体不足が影響しており、好調が続いた日系メーカーの中国販売に不透明感も出ている。

トヨタは前年同月比2・9%減の16万7900台で、新型コロナウイルスの打撃が大きかった昨年3月以来のマイナスだった。新型コロナによる落ち込みから立ち直り、好調だった前年同月の反動も響いた。

ホンダは17・0%減の11万8168台で、2カ月連続の前年割れ。同社は、5月から半導体不測の影響が出るようになっているが、年後半にかけて不足が解消する見通しを示している。

日産自動車は16・3%減の11万4605台で、マイナスは2カ月連続。マツダは19・1%減の1万6983台で3カ月連続のマイナスだった。

中国の新車販売は、世界に先駆けて新型コロナからの回復が進んだが、足元で世界的な半導体不足が影を落とす。中国自動車工業協会が発表した5月の新車販売台数は3・1%減の212万8000台で、14カ月ぶりにマイナスに転落している。