OPECプラス開催を延期 減産延長案にUAE反対

石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の産油国でつくる「OPECプラス」は5日、オンラインで同日開催予定だった閣僚級会合を取りやめて延期した。欧米メディアによると、2022年4月末までとする協調減産の枠組みを22年末まで延長する案を再協議する予定だったが、アラブ首長国連邦(UAE)が反対して折り合わなかった。

次回会合の日程も決まっていない。OPECプラスは全会一致を原則としており、結束を示すことができるかどうかの正念場を迎えた。

5日のニューヨーク原油先物相場は一時1バレル=76ドル台に上昇し、18年10月以来の高値をつけた。原油価格が一段と上がれば世界で懸念が広がっているインフレが加速し、新型コロナウイルス禍からの景気回復も腰折れしかねない。今後も協議がまとまらず増産が見送られれば、原油価格の上昇につながる可能性がある。(共同)