「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記

佐藤輝&藤浪の現状と先行きに重大不安 矢野内閣「野村再生工場」になれるか

三振に倒れる阪神・佐藤輝明=甲子園球場(撮影・松永渉平)
三振に倒れる阪神・佐藤輝明=甲子園球場(撮影・松永渉平)

佐藤輝&藤浪を可能ならば〝野村再生工場〟に入れてみたい…。翻って指摘するならば、阪神の矢野燿大(あきひろ)監督(52)ら首脳陣は今こそ指導力を問われているのです。チームは交流戦明けから大失速。13試合を4勝8敗1分け(2日現在)で、6月18日の時点では「8ゲーム」だった2位・巨人とのゲーム差も「1・5ゲーム」に。13試合の1試合平均得点2・5はリーグ最悪。投手陣も自慢のリリーフ陣が崩れています。なかでも打線に活力をもたらしてきた怪物ルーキー、佐藤輝明内野手(22)とセットアッパー役でさえ重荷の藤浪晋太郎投手(27)の現状と先行きに誰もが不安感を抱いています。戦いながら上達&再生する-。それを選手とともに実行するのは監督やコーチ陣の手腕です。

今季もハマった?阪神の法則

長いこと阪神タイガースを見ていると、いつも思います。こんなに〝あまのじゃく〟なチームはないよな…と。〝あまのじゃく〟の本来の意味は「人の意見に反対したり、人からの称賛を喜ばなかったり、などの態度をとる人のこと」。つまり『ひねくれた性格』のことを指すので、ちょっと?意味が違うのかもしれませんが、言いたいのは次のような奇妙な「タイガースの法則」⁉です。

絶賛に次ぐ絶賛。もうコレ以上は褒め言葉がないのではないか、と思うほど褒めたたえられる→急に投打のバランスが崩れ、大型連敗や低迷期に入る。

その結果、絶賛していたファンや関係者が「なんやねん」と背を向け、チームに対する不平不満、ヤジり倒し始める→するとチームはアラ不思議、急に投打のバランスがうまく回転しだし、ボロクソに言われた選手が大活躍する。チームも勝ち始め、采配批判の的になっていた監督の手腕が再び、褒められる…。

コレがシーズン中に何度かあったり、長い歴史の中で何度も繰り返される…。

1984年(昭和59年)の夏から阪神を取材する身とすれば、こんな経験は山ほどあります。いちいち、例を挙げると行数が400行をかるく超えるので書きませんが…。

会員限定記事会員サービス詳細