現在システムメンテナンス中です

会員記事の閲覧など一部サービスがご利用できません。
ご迷惑をおかけしますがご理解のほどよろしくお願いいたします。

2月27日(日)午前5時頃まで

サービス再開時間が前後する場合があります。

→詳細へ

産経抄

7月4日

長野県の木曽地方に「蛇(じゃ)抜け」という言葉がある。地元の石碑には、こう刻まれている。〈白い雨が降るとぬける/(中略)蛇ぬけの水は黒い/蛇ぬけの前にはきな臭い匂いがする〉(長野県ホームページから)

▼いまは亡き気象エッセイストの倉嶋厚さんによれば「白い雨」は梅雨前線や台風による大雨、「蛇ぬけ」は土石流だという。石碑が伝えるのは昭和28年の土砂災害が残した教訓だが、被害は一度ではなかったらしい。「蛇抜沢」など古い地名が先人の嘆きを物語る。

▼「匂い」は山肌の崩れを教えるサインだろう。鼻が感知したときには、逃げ遅れている恐れもある。そこが避難行動の難しさで、防災情報より何拍も早く腰を上げねば手遅れになる。それにしても山の斜面を滑り落ちる「蛇」の速度には、肌の粟(あわ)立ちを禁じ得ない。

ランキング

  1. 【正論】領土欲の露骨なロシアの時代遅れ 評論家・西尾幹二

  2. 【産経抄】5月25日

  3. 【多面鏡】精密司法を支える「取り調べ」 リスクだけで罪悪視する愚 大阪社会部長・牧野克也

  4. 【正論】世界にうずまく「恨」の不気味さ 「アメリカの韓国化」どう克服 評論家・西尾幹二

  5. 【正論】朝日新聞、毎日新聞の皇室敬語がなっていない! 「敬語の民主化」は不可能だ 防衛大学校名誉教授・佐瀬昌盛

  6. 【正論】中絶の「死の文化」を広げぬため 麗澤大学准教授 ジェイソン・モーガン

  7. 【主張】クリミア併合5年 露の暴挙を忘れてならぬ

  8. 【多面鏡 事件・司法から今を読む】司法が見抜けぬ虚偽自白 冤罪防止、切り札は「供述心理鑑定」 大阪社会部長・牧野克也

  9. 【iRONNA発】元少年Aの「性的サディズム」は本当に解消されたのか 立正大学文学部教授・小宮信夫

  10. 【主張】日本の防衛費 平和へ思い切った増額を

会員限定記事