【第92期ヒューリック杯棋聖戦】「結果に満足せず初心に戻って前を向く」 藤井聡太棋聖、初防衛から一夜明け - 産経ニュース

メインコンテンツ

第92期ヒューリック杯棋聖戦

「結果に満足せず初心に戻って前を向く」 藤井聡太棋聖、初防衛から一夜明け

棋聖戦初防衛から一夜明けの記者会見で、「初心」と書いた色紙を披露する藤井聡太棋聖=4日午前、静岡県沼津市
棋聖戦初防衛から一夜明けの記者会見で、「初心」と書いた色紙を披露する藤井聡太棋聖=4日午前、静岡県沼津市

産経新聞社主催の将棋タイトル戦「第92期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負」の第3局を制し、開幕3連勝で初防衛を果たし、史上最年少の九段に昇段した藤井聡太棋聖(18)が一夜明けた4日、静岡県沼津市の「沼津リバーサイドホテル」で会見に応じ、「防衛戦はタイトルの重みを感じながらの戦いだった。結果を出せたことはとても大きかった」と率直に語った。

対局後は午前0時に就寝し、午前7時に起床したという藤井棋聖。会見にはスーツ姿で登場。特別協賛のヒューリックから花束が贈呈され、続いて「初心」と揮毫(きごう)した色紙を披露。「防衛することができたが、結果に満足することなく、初心に戻って前を向いていきたい」との思いを込めたという。

対局後、師匠の杉本昌隆八段(52)から「おめでとう」と祝福のメールが届いた。「師匠以上の活躍をするのも恩返しであると言われているので、こういった結果を出したことがいい報告になるかと思う」と表情をほころばせた。

棋聖戦五番勝負で「現役最強」と呼ばれる渡辺明三冠(37)=名人・棋王・王将=をストレートで退けたものの、開幕した王位戦七番勝負の防衛戦や、25日からの叡王戦五番勝負といった重要な戦いが続く。いずれも相手は豊島将之二冠(31)=竜王・叡王=だ。

「(豊島二冠には)大きく負け越しているので強さを感じている。王位戦と叡王戦で対戦できるのは自分にとってすごくいい機会。その中で新たな発見や手応えがあれば」と前を向いた。

■タイトル初防衛!藤井棋聖の揮毫入り扇子 予約販売スタート

■第92期 ヒューリック杯 棋聖戦 五番勝負 フォトギャラリー