東京五輪のボートに出場するギリシャ、南アフリカ両国の代表選手やコーチら計15人が2日、富山空港(富山市)に到着した。両選手団は、宿舎のある富山県南砺市までそれぞれバスで移動し、岐阜県境の桂湖で18日まで事前合宿を行う。
2日午前、到着した両選手団を南砺市の担当者らが出迎えた。マスク姿の選手たちは、空港内のゲート前に集まった報道陣に向かって時折手を振っていた。
南砺市などによると、両選手団は1日に羽田空港(東京)へ到着。既に全員が新型コロナウイルスワクチンの接種を終えており、滞在中は毎日PCR検査をする。宿舎と湖は専用の送迎バスで往復し、それ以外は外出しないよう求める。