復興庁は3日から8月2日まで、東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県の観光ポスターをJR山手線の列車1編成(11両)に掲示する。動画広告も流す。東京五輪・パラリンピックを前にPRを強化する狙い。7月18日以降は地元の聖火ランナーなどの写真に変更し、「復興五輪」を前面に打ち出す考えだ。
ポスターは「新しい東北がはじまっています」とのキャッチコピーで、各県の景勝地や観光施設を紹介している。18日からは、車両の外装にも掲載するという。
平沢勝栄復興相は2日の記者会見で「新型コロナウイルスが収束した時に訪れるきっかけにしてほしい」と強調した。