ダイアナ元皇太子妃の生誕60年で銅像除幕

【ロンドン=板東和正】英国は1日、「英国民のプリンセス」として愛された故ダイアナ元皇太子妃の生誕60年を迎えた。ロンドン中心部のケンジントン宮殿では同日、これを記念して建立された元妃の銅像の除幕式が行われた。

除幕式には、英王室の公務を昨年引退して米国に移住した元妃の次男、ヘンリー王子(36)が兄のウィリアム王子(39)らとともに出席。両王子は元妃の「人生と遺産」をたたえるために銅像の制作を立案した。

ケンジントン宮殿はロンドン屈指の観光名所で、かつて元妃が元夫のチャールズ皇太子(72)と暮らした。今はウィリアム王子一家が住む。銅像は、元妃が気に入っていた同宮殿の庭園「サンケン・ガーデン」に建立され、庭園は元妃が好んだワスレナグサなどで彩られる。元妃は皇太子と離婚後の1997年にパリで交通事故死した。

英王室をめぐっては今年3月、ヘンリー王子夫妻が王室内で人種差別的な扱いを受けたと米テレビ番組で発言し、夫妻の発言を否定するウィリアム王子らとの関係が悪化した。今回の行事を機に関係修復へと向かうかが注視されている。

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