話の肖像画

デザイナー・コシノジュンコ(81)(1)コロナ禍、今こそデザイン再考

憧れのパリを初めて訪れたのは1964(昭和39)年、東京五輪の年です。そして再び東京五輪が開催される今年に受章。縁を感じます。

パリでは、22年間にわたってパリコレクションに参加し、その間にアベニューモンテーニュにブティックも構えました。

そこでは、たくさんの芸術家らと知り合い、またいろいろな国と文化交流を図った。さまざまなことに挑戦するチャンスに巡り合えたのです。

かつて日本は、五輪と万博を開催したことで国際化の時流に乗り世界の仲間入りを果たした。そして現在も、五輪と万博が予定されている。これから、また新たな時代へと変わっていくことに期待が募ります。(聞き手 石橋明日佳)

【プロフィル】コシノジュンコ

1939(昭和14)年、大阪府岸和田市生まれ。文化服装学院在学中に新人デザイナーの登竜門「装苑(そうえん)賞」を最年少で受賞。1978(昭和53)年のパリコレクション参加を皮切りに、世界各地でショーを開催。舞台衣装やユニホームなども数多く手掛ける。東京五輪・パラリンピック大会組織委では文化・教育委員を、大阪・関西万博ではシニアアドバイザーを務める。今年5月、フランス最高勲章のレジオン・ドヌール勲章シュバリエを受章。

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