G20が宣言採択 感染禍からの復興で国際的取り組み目指す

【パリ=三井美奈】イタリア南部マテーラで開かれた20カ国・地域(G20)外相・開発相会合は29日、新型コロナウイルス禍からの復興で国際的取り組みを目指す「マテーラ宣言」を採択した。

宣言は、新型コロナで世界的に食糧不足が深刻化したことを受け、食糧安全保障でも投資拡大をうたった。議長を務めたイタリアのディマイオ外相は「新型コロナは国境を越えた緊急事態に対し、国際的取り組みの必要性を示した」と述べた。

会合で、中国の王毅国務委員兼外相はオンラインで参加。ロシアは次官級を派遣した。ロイター通信によると、ドイツのマース外相は「われわれは中露との話し合いを必要としている」と述べ、中露外相の不在に失望を示した。