開催は「大きなリスク」と吉村知事、「不自由展」提訴で - 産経ニュース

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開催は「大きなリスク」と吉村知事、「不自由展」提訴で

大阪府の吉村洋文知事
大阪府の吉村洋文知事

大阪府の吉村洋文知事は30日の記者会見で、府立労働センター「エル・おおさか」で7月16~18日に「表現の不自由展かんさい」を開催予定だった実行委員会側が、利用承認取り消し処分の撤回を求めて大阪地裁に提訴したことに関連し、「安全に施設を運営する責任がある。管理上支障があると(施設側が)判断したことに賛成する」と改めて述べた。

吉村氏は、愛知県で開催された企画展「表現の不自由展・その後」が抗議により一時中断に追い込まれたことなどを念頭に「衝突が起きる可能性はある。非常に大きなリスクがあると管理者を中心に考えており、そこを裁判所に判断してもらいたい」とした。

府やセンター側には約100件の抗議が寄せられており、訴訟では「明らかな差し迫った危険」の予見可能性が焦点になるとみられる。

吉村氏はセンター内に保育所や就業支援施設があることに触れ「現実的に(展示が)行われた場合、差し迫った危険が生じると思っている。大きな抗議活動が起こることを保育所などがある施設で本当にやらないといけないのか」との見方を示した。