JR東、三菱電機の空調9800台を導入 新幹線や在来線に

三菱電機本社が入るビル=東京・丸の内
三菱電機本社が入るビル=東京・丸の内

三菱電機の鉄道車両向け空調機器の検査不正をめぐり、JR東日本は30日、三菱電機の空調機器を新幹線や在来線に計約9800台導入していると明らかにした。大半が不正の対象製品の可能性があるという。

三菱電機の検査不正が少なくとも1985年ごろから35年以上にわたった疑いがあることも30日、分かった。同社は全容解明に向けて社内調査を本格化させ、納入した鉄道会社への説明も進めている。製品の安全性に問題はないと説明しているが、問題が長期化していた経緯も焦点になる。

経済産業省は今月25日付で同社から報告を受け、原因の調査などを指示。加藤勝信官房長官は30日の記者会見で「不適切な検査が長年にわたって実施されてきたことは問題があり遺憾だ」と述べた。

製品は長崎製作所(長崎県時津町)で製造された。出荷に際して顧客に指定された内容の検査をする必要があるが、適切に実施されず架空のデータを用いるなどしていた。

三菱電機、不正35年以上か 鉄道向け空調検査、調査本格化

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