参院法制局人事、引責か 条文ミス放置、幹部異動

参院法制局は30日、山岸健一第1部長を法制主幹に充てる人事を発表した。発令は25日付。法制主幹は部長の前に就く役職とされ、順送りが多い参院法制局では異例の人事となる。公選法の条文ミスを2年以上放置した問題が起きており、関係者は「事実上の引責だ」との見方を示した。

先の通常国会で発覚した条文ミスで、参院法制局は当時の担当部長を戒告の懲戒処分とした。公表されていないが山岸氏とみられる。法制局は「法制主幹も部長級で、人事ローテーションの一環だ」と説明した。

公選法を所管する総務省から部長に起用する人事も発表。関係者によると、参院法制局幹部の外部登用も珍しい。