臨時休校、雰囲気重く 千葉の児童犠牲事故

トラックが小学生の列に突っ込んだ事故現場で手を合わせる人=29日午前、千葉県八街市
トラックが小学生の列に突っ込んだ事故現場で手を合わせる人=29日午前、千葉県八街市

千葉県八街市で児童5人が死傷したトラック事故から一夜明けた29日、児童が通う八街市立朝陽小は、臨時休校となった。周知がうまくいかずに登校する児童の姿も見られ、学校は急な休校で預け先がない児童を受け入れた。周辺には学校関係者や県警の警察官が見守りに立ち、重々しい雰囲気に包まれていた。

市教育委員会によると、事故の詳細を把握できておらず、保護者への説明ができないことから休校を決めた。保護者へは28日夜にメールで連絡したが、休校を知らずに登校し、すぐに引き返す児童もいた。雨が降っていることもあってか、家族に車で送ってもらう児童も目立った。

県警は、29日午前、トラック運転手梅沢洋容疑者(60)の自宅や勤務先を家宅捜索。勤務先には午前8時15分ごろ、段ボールを持った捜査員10人ほどが到着した。

トラックがぶつかって折れ曲がった電柱の脇には早朝から、次々に花束が手向けられた。男性は「けがをした子どもが早く回復してほしい」と沈痛な面持ちで話した。