対中非難決議に理解を ウイグル協会が公明に要望書

日本ウイグル協会が公明党の所属議員に送ったウイグル人女性の窮状を描いた漫画と非難決議への賛同を求める要望書(同協会提供)
日本ウイグル協会が公明党の所属議員に送ったウイグル人女性の窮状を描いた漫画と非難決議への賛同を求める要望書(同協会提供)

在日ウイグル人で作る日本ウイグル協会は28日、中国・新疆(しんきょう)ウイグル自治区などで起きている中国政府による人権侵害行為を非難する国会決議への賛同を求める要望書を公明党の全所属議員に発送した。同党は先の通常国会で非難決議の採択に消極的な姿勢を示しており、協会は秋に予定される臨時国会での採択に向け、公明の理解を求めたい考えだ。

要望書は、ウイグル自治区でウイグル族が無差別に収容所に送られ、不妊手術を強要されているとの専門家の報告を紹介。その上で、「日本が(弾圧行為に)黙認を続けている間に、ウイグルの人々の命が奪われ、民族を力で滅ぼす人道危機が進行しています」と強調。「政治的思惑以前に、人間として許してはいけない問題だとの認識を持ち、非難決議に賛成していただけますようお願い申し上げます」とも訴えた。