蘋果日報の元主筆逮捕 7人目、さらに拡大も

24日、香港の蘋果日報本社で最後となった新聞を手にする同社社員(ロイター=共同)
24日、香港の蘋果日報本社で最後となった新聞を手にする同社社員(ロイター=共同)

香港警察は27日夜、廃刊した香港紙、蘋果日報(アップルデイリー)の主筆兼英語版編集長だった馮偉光氏(57)を、香港国家安全維持法(国安法)違反の疑いで逮捕した。香港メディアが28日報じた。香港国際空港で英国に向かう航空機に搭乗しようとしたところ逮捕されたという。

同社は23日にも当時の主筆が逮捕され、25日に保釈された。

香港警察は17日、外国による中国や香港への制裁を呼び掛けていたとして、蘋果日報の編集長ら5人を逮捕。同社の資産を凍結するなどして廃刊に追い込んだ。一連の捜査で逮捕者は計7人となったが、今後も増える可能性がある。

報道によると、馮氏の逮捕容疑は国安法の「外国勢力との結託による国家安全危害共謀」。馮氏は、蘋果日報に書いた社説で香港への制裁を呼び掛けた疑いがかけられている。(共同)