「人出増えている」吉村大阪知事 7月上旬に対策本部会議

大阪府の吉村洋文知事
大阪府の吉村洋文知事

大阪府の吉村洋文知事は28日、新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言の解除後に「人出が増えている」として、7月11日までの蔓延(まんえん)防止等重点措置期間中は感染対策を徹底するよう府民らに呼びかけた。重点措置期限後の対応については、7月上旬に対策本部会議を開いて判断する考えを示した。府庁で記者団に答えた。

吉村氏は、宣言期間中に出していた大規模商業施設への休業要請などが終了したことに言及し、人出の増加は「想定している」と指摘。「人出だけでなく、実際の感染状況がどうなるかを分析したい。重症者の推移についても見極めたい」と述べた。

その上で、自粛要請の基準「大阪モデル」や、政府の対策分科会が設定した感染状況などに関する4段階の指標をみながら7月12日以降の対応を判断するとした。

府内の1日当たりの新規感染者数は今月28日に40人だったが、同日までの直近7日間の合計は692人に上り、前週の651人と比べて微増。28日時点の入院中の重症者は78人で、2度目の緊急事態宣言の解除から1週間が経過した3月8日の74人と同じ水準だ。