崩落建物「構造上の損傷」 米フロリダ、死者9人に

マンション崩落で連絡が取れなくなった人の写真が張り出されたフェンスを訪れる人々=26日、米フロリダ州サーフサイド(共同)
マンション崩落で連絡が取れなくなった人の写真が張り出されたフェンスを訪れる人々=26日、米フロリダ州サーフサイド(共同)

米南部フロリダ州サーフサイドで崩落した12階建てマンションについて、建築コンサルタント会社が、プールデッキの下の床板に「大きな構造上の損傷」があり、大規模補修が必要と指摘していたことが分かった。崩落との関連性は不明。2018年の同社報告書などをサーフサイド市が27日までに公表した。補修には総額約910万ドル(約10億円)かかると見積もっていた。

地元マイアミデード郡トップのダニエラ・カバ氏は27日午前(日本時間28日未明)、死者が計9人になったと発表した。安否不明は26日時点で156人。

27日午前1時半(日本時間27日午後2時半)には生存率が著しく下がるとされる「発生から72時間」を迎えた。捜索はがれきの奥深くで起きた火災により難航した。マンション近くのフェンスには、連絡が取れない居住者らの写真が約30枚張り出され、家族や友人とみられる人々が次々と訪問。花を手向けるなどして無事を祈った。(共同)