トランプ前米大統領(共和党)は26日、中西部オハイオ州ウェリントンで1月の退任後初となる支持者集会を開く。2024年大統領選出馬も視野に、本格的な政治活動を再始動する節目。保守層への影響力を拡大することで、来年の中間選挙に向けてトランプ氏の根強い支持者を当てにする党所属議員らの間で基盤を固める狙いもある。
集会では、敗北した昨年の大統領選で大規模不正があったと改めて主張し民主党のバイデン政権を攻撃する構え。オハイオ州選出で、反トランプ派で知られる共和党ゴンザレス下院議員の落選も目指しているとされる。
7月3日には南部フロリダ州サラソタでも集会を計画。トランプ氏にとり両州は2016、20年の大統領選で連勝した重要州。(共同)