「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記

命綱はスアレス! 戦力再整備でジワジワ迫る原巨人に怯えるものか

阪神の絶対的な守護神として君臨するロベルト・スアレス。酷使は禁物だ=甲子園球場(撮影・斉藤友也)
阪神の絶対的な守護神として君臨するロベルト・スアレス。酷使は禁物だ=甲子園球場(撮影・斉藤友也)

原巨人は戦力を再整備してじわじわと追い上げる。それでも矢野阪神の絶対的有利は動きません。ロベルト・スアレス投手(30)の登板緩和&ブルペン管理さえ施せば、不安材料はないですね。阪神は66試合消化時点で42勝22敗2分けの貯金「20」で首位を堅持。5・5ゲーム差の巨人・原辰徳監督(62)は逆転V構想として「目安は3ゲーム差」と前半戦終了までの目標を披露。打線好調のヤクルトも油断できないですが、虎は守護神健在なら動じることはありません。スアレスこそ16年ぶりVへの「命綱」です。

貯金「20」で昨年の開幕時期を迎える

今季のペナントレースは143試合制です。これは2015年から続いている試合数なのですが、なんだか多いような、長いような〝錯覚〟が頭の中を混乱させます。どうして?なのか…。昨季は新型コロナウイルスの感染を受け、シーズン開幕が6月19日にずれ込み、ペナントレースの試合数も120でした。今季の開幕は3月26日で、試合数は143。単純に昨季より3カ月近くも早く開幕して23試合も?多いのです。だからか…と膝を打ちましたね。

昨年のシーズン開幕日は今年でいうなら、先週の土曜日でした。嫌な思い出にはなりますが、最初の巨人3連戦(東京ドーム)でいきなり3連敗。スタートダッシュにつまずいた阪神はその後、巻き返してシーズン60勝53敗7分けの2位でフィニッシュしました。クライマックスシリーズは中止されていて、シーズンは終了しました。

今季は6月19日の段階で40勝20敗2分けの貯金「20」で堂々の首位。その後、2勝2敗を上乗せした成績が6月24日の段階の数字ですね。ペナントレースは72試合目で折り返し点を迎えます。あと6試合。25日からのDeNA3連戦(甲子園)と29日からのヤクルト3連戦(甲子園)を終えた時点ですね。その時の2位以下とのゲーム差はどのようになっているのか? 執筆中の今、それは分かりませんが、大型連敗でもしない限り、首位を堅持しているのは確実です。

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