千葉県の人口は過去最多 流山市で急増 国勢調査、目立つ地域格差 - 産経ニュース

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千葉県の人口は過去最多 流山市で急増 国勢調査、目立つ地域格差

人通りが絶えない週末のJR千葉駅前=26日、千葉市中央区(小野晋史撮影)
人通りが絶えない週末のJR千葉駅前=26日、千葉市中央区(小野晋史撮影)

千葉県は、国が実施した令和2年国勢調査(10月1日時点)の速報値に基づき、県内の人口や世帯数を公表した。県人口は628万7034人で、前回調査の平成27年よりも6万4368人増加。世帯数も276万6999世帯で15万7867世帯増加し、いずれも過去最多となった。人口は千葉市や東京に近い県北西部で増えたが、県東部や南部では減少が目立ち、地域間の格差が浮き彫りとなった。

国勢調査は5年に1回行われ、県人口は大正9年の第1回調査以降、一貫して増加している。男女別では男性が311万7871人、女性が316万9163人で平成22年の調査以降、3回連続で女性の数が男性を上回った。

市町村別の人口は千葉市(97万5210人)▽船橋市(64万2972人)▽松戸市(49万8293人)▽市川市(49万6943人)▽柏市(42万6552人)の順に多く、この5市で県人口の半分近い48・4%を占めている。

前回調査からの増加数が最も多いのは流山市で2万5587人に達し、増加率も14・67%で県内最高だった。同市はつくばエクスプレスの開業効果などから、この10年間で約3万5千人増え、今年1月には人口が20万人を超えた。増加率は流山市に続き、印西、習志野、四街道、袖ケ浦各市の順で高かった。

減少数が最も多いのは銚子市(5937人)で、香取市(5072人)や市原市(5003人)が続く。減少率は鋸南町(12・76%)▽長南町(12・20%)▽勝浦市(12・00%)の順に高かった。

千葉市は市全体で3328人増加したが、区別で見ると中央区で6664人増加したのに対し、若葉区で4102人、花見川区で1792人減少。同市は減少の理由について「2つの区は古くから開発され、特に団地での高齢化が進んでいるためでは」と分析する。

一方、世帯数は人口と同様に第1回調査以降、一貫して増加。1世帯当たりの人数は2・27人で、前回調査よりも0・11人減り、県は「核家族や単身世帯が増加している」と指摘する。