手錠で24時間共同生活 ウクライナカップルの「愛の実験」の結末

お互いの手を鎖で結び、24時間一緒に生活するという「愛の実験」を行ったウクライナのカップル、アレクサンドルさん(右)とビクトリアさん=今年2月(2人のインスタグラムから)
お互いの手を鎖で結び、24時間一緒に生活するという「愛の実験」を行ったウクライナのカップル、アレクサンドルさん(右)とビクトリアさん=今年2月(2人のインスタグラムから)

ウクライナの若いカップルが2月のバレンタインデーに互いの手首を鎖(手錠)で結び、片時も離れず生活するという「愛の実験」を始めた。SNS(会員制交流サイト)で経過を報告して反響を呼んでいた2人は6月中旬、約4カ月ぶりに手錠を解いた。プライベートの時間がなくても愛があれば人は生きられるのか、むしろその方が幸せなのか-という壮大な問いに挑んだ2人が最後に下した結論は果たして…。

互いの理解を深めるため

実験を行ったカップルはウクライナ西部ハリコフに住む自動車販売員、アレクサンドル・クドライさん(33)と美容師のビクトリア・プストビトワさん(29)。

2人の写真共有アプリ「インスタグラム」への投稿や現地メディアの報道などによると、手錠でつながれる前の2人の間にはけんかが絶えず、別れ話も頻繁に持ち上がっていた。そこで将来の結婚を考えていたアレクサンドルさんは、互いを深く理解するために2人を手錠で結び、24時間一緒に生活することを提案。ビクトリアさんは最初は難色を示したが、「やはり彼を愛している」と考え同意したという。

2人は当初、カップルが手錠で結ばれて過ごした期間の国内記録を更新する3カ月間を目標とした。

2人は生活ぶりをインスタグラムに投稿。コメント欄には、2人の試みをロマンチックだと評価する声のほかに、「愚かな行為だ」など否定的なコメントも並んだ。しかし、2人は「ここには幸せがある」「2人とも満足している」などと順風満帆ぶりをアピール。ただ、ビクトリアさんは女性を相手とする仕事上、休業せざるを得なかった。