古代ローマの円形格闘技場「コロッセオ」地下施設を修復

イタリアの高級ブランド「トッズ」グループが修復を行ったローマのコロッセオ=25日(トッズ提供・共同)
イタリアの高級ブランド「トッズ」グループが修復を行ったローマのコロッセオ=25日(トッズ提供・共同)

ローマを代表する観光名所で、世界遺産でもある円形闘技場遺跡コロッセオの地下施設の修復に関し、支援するイタリアの高級皮革製品ブランド「トッズ」グループは25日、作業が完了したと発表した。

コロッセオで記者会見したフランチェスキーニ文化相は、新型コロナウイルス禍で外国からの観光客が激減していることを念頭に「ここが、われわれの再出発の象徴的な場所になる」と強調した。

修復が完了したのは円形闘技場の舞台下に位置するハイポジアと呼ばれる地下部分。出番を控えた剣闘士や猛獣が待機し、手動の木製エレベーターなどの舞台装置が設置されていた場所という。

コロッセオは西暦80年に完成し、古代ローマ時代には見せ物としての闘技が行われた。5万~7万5千人の観客を収容したとされる。(共同)