福島・飯舘村が人口増加率1位、避難住民帰還か

総務省が25日発表した令和2年国勢調査の速報値によると、平成27年の前回調査からの人口増加率が高い市町村の上位に、いずれも福島県の飯舘村、葛尾村、楢葉町、広野町が並んだ。東京電力福島第1原発事故の影響で町村外に避難していた住民らの帰還が進んだことが要因とみられる。

全国の市町村で増加率が最も高かったのは飯舘村。人口は前回調査の41人から1319人と30倍以上増え、増加率では3千%超となった。葛尾村、楢葉町、広野町が続き、上位4位までを占めた。

一方、市町村で最も高い人口減少率を記録したのは熊本県球磨村。昨年7月の豪雨で村の全域が被災し、同10月の国勢調査時には、一部住民が村外の仮設住宅に移っていたことなどが要因で、減少率は34・1%だった。