「中国の民族弾圧、日本無関係でない」 神戸「正論」懇話会で楊海英氏

神戸「正論」懇話会で講演する楊海英・静岡大教授=25日、神戸市中央区の神戸ポートピアホテル(南雲都撮影)
神戸「正論」懇話会で講演する楊海英・静岡大教授=25日、神戸市中央区の神戸ポートピアホテル(南雲都撮影)

神戸「正論」懇話会の第12回講演会が25日、神戸市の神戸ポートピアホテルで開かれ、中国内モンゴル自治区オルドス生まれの文化人類学者で静岡大教授、楊海英(ようかいえい)氏が「中国の少数民族弾圧-モンゴル・ウイグルのいま-」と題して講演。「中国による民族弾圧は日本とも無関係ではない」と述べ、日本政府が主体的に関わる必要性を訴えた。

楊氏は、中国が弾圧に走る背景要因として「中国人は異質な存在への恐怖感を持っている」と分析。「異なる文明や文化、思想と共生し、異なる文化を勉強しようという発想がない。だから民族問題を解決できない」と強く批判した。日本企業には「中国に頼っていれば、日本の地位低下にもつながる」と中国依存からの脱却を強く求めた。

神戸「正論」懇話会の開催は1年4カ月ぶり。新型コロナウイルス感染症対策を徹底して実施した。