ジュリアーニ氏の弁護士資格を停止 NY州裁判所「大統領選の結果で虚偽発言」

【ミネアポリス(米中西部ミネソタ州)=平田雄介】米東部ニューヨーク州の裁判所は24日、トランプ前大統領の顧問弁護士を務めたジュリアーニ元ニューヨーク市長の同州での弁護士資格を一時停止する決定を下した。米メディアが一斉に伝えた。

裁判所は決定で、ジュリアーニ氏が昨年11月の大統領選の結果をめぐり法廷で「虚偽で誤解を招く発言」を行ったと断じ、これは公共への「差し迫った脅威である」と指摘した。さらに今年1月6日の連邦議会議事堂襲撃事件につながる緊張を「直接的に高めた」と批判した。

ジュリアーニ氏の弁護士は、同氏の行動は「公益に脅威を及ぼさない」と反論。裁判所が審問を開く前に決定を出したことに「がっかりしている」と述べた。

同州の弁護士懲戒委員会が処分を申し立てていた。大統領の顧問弁護士経験者が資格停止となるのは極めて異例だ。