インドで新たな変異株 感染力強い可能性

【シンガポール=森浩】インド政府は25日までに、新型コロナウイルスのインド型変異株(デルタ株)がさらに変異した「デルタ・プラス」が見つかり、「懸念すべき変異株」として指定したと発表した。地元メディアは国外でも日本を含む計10カ国で見つかったと報じている。

従来のインド株と比べて感染力などがどの程度高いのかは不明だが、インド政府は声明で「感染力が強まっている」と指摘した。感染者が見つかった西部マハラシュトラ州など3州に検査の徹底やワクチン接種の推進を呼びかけた。

インドでは3月下旬以降、変異株の影響で感染の第2波が広がり、5月上旬には1日の新規感染者数が40万人を超えた。政府は第3波を警戒しており、早めの注意喚起で「デルタ・プラス」の流行を押さえ込みたい考えだ。