不自由展、東京開催を延期 会場の移転めど立たず

「表現の不自由展・その後」の東京開催延期について記者会見する岡本有佳さん=24日午前、東京都千代田区
「表現の不自由展・その後」の東京開催延期について記者会見する岡本有佳さん=24日午前、東京都千代田区

愛知県の国際芸術祭で抗議が殺到し、2カ月中断した企画展「表現の不自由展・その後」の東京開催を予定していた実行委員会は24日、会場移転にめどが立たないとして、25日の開幕を当面延期すると発表した。10日にいったん内定した新会場がその後、「近隣への迷惑がかかる」として一転、貸し出しを拒否したという。

東京都内で記者会見した実行委メンバーの岡本有佳さん(58)は「今回はあくまで延期であり、開催できることを確信している」と話した。既に入場予約した約500人のチケットは払い戻す。

東京展は「表現の不自由展・その後 東京EDITION」と題し、「平和の少女像」など内外の作家の作品を展示、7月4日に閉幕する予定だった。少女像などをテーマに6月25、26日に予定していたオンラインでのイベントは開催するという。

表現の不自由展は内容を変えながら7月6~11日に名古屋市、16~18日に大阪市での開催が発表されている。

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