エレベーター事故対策促進 東京・港区が最終報告書 - 産経ニュース

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エレベーター事故対策促進 東京・港区が最終報告書

東京都港区の区立住宅で平成18年、住人の都立高2年、市川大輔さん=当時(16)=がシンドラーエレベータ社製のエレベーターに挟まれ死亡した事故で、港区は24日、事故調査委員会の最終報告書を公表した。民間施設を含め、扉が開いたまま上昇するのを防ぐ「二重ブレーキ」の設置を促進するといった今後の取り組みをまとめた。

報告書によると、区の施設への二重ブレーキ設置は25年度から順次進めており、令和2年度末までに対象の103台のうち101台が設置を終えた。民間施設は費用や運行停止期間が生じることから設置が進まないとして、費用の助成制度を始めている。

事故は平成18年6月3日に発生。扉が開いたままエレベーターが上昇し、降りようとした市川さんが床と外枠の間に挟まれ死亡した。区によると、調査委は同年8月以降、4回にわたって中間報告書を公表。関連する訴訟の終結に伴い、最終報告書をまとめた。