「承久の乱」色鮮やかに 800年迎え京都・城南宮で絵画展示

承久の乱800年を記念して開催中の絵画展=京都市伏見区(鈴木文也撮影)
承久の乱800年を記念して開催中の絵画展=京都市伏見区(鈴木文也撮影)

後鳥羽上皇が鎌倉幕府の執権、北条義時の追討のために挙兵した「承久の乱」(1221年)から800年を迎えたことを記念して、城南宮(京都市伏見区)の神苑(しんえん)にある「ギャラリー水石亭」で、鳥羽離宮や後鳥羽上皇の様子を色鮮やかに描いた絵画が展示されている。7月20日まで。

鳥羽離宮は、城南宮を囲むように建てられ、上皇自身も、疾走する馬から約100メートル先の的を射る「笠懸(かさがけ)」を楽しむなど、ゆかりの深い地とされる。

絵画は、歴史画家の折井宏光さんの作品11点。乱の際、流鏑馬(やぶさめ)を催すことを口実に兵を募った場面や、熊野三山に行くために舟に乗り川を渡る場面などを描いた作品で、承久の乱にまつわる歴史を楽しむことができる。

権禰宜(ねぎ)の藤井一徳さん(31)は「この場所は承久の乱の発端となった場所であり、絵画を見ながら800年前に思いをはせて歴史を楽しんでほしい」と話している。

午前9時~午後4時半(受け付けは午後4時まで)で神苑の拝観料が必要。問い合わせは城南宮(075・623・0846)。