天皇陛下お手播き候補のオオヤマザクラの種採取 - 産経ニュース

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天皇陛下お手播き候補のオオヤマザクラの種採取

黒く熟したオオヤマザクラのサクランボを採取する生徒=23日、岩手県八幡平市
黒く熟したオオヤマザクラのサクランボを採取する生徒=23日、岩手県八幡平市

令和5年に岩手県陸前高田市を会場に開催される全国植樹祭で、天皇陛下の「お手播き」で使われる種の候補樹種となっている「オオヤマザクラ」の種が23日、同県八幡平市の県民の森で採取された。

昭和49年の全国植樹祭の会場だった県民の森には、参加者1万6000人が植樹した広さ8ヘクタールの記念の森があり、昭和天皇、香淳皇后はオオヤマザクラをそれぞれ植樹した。

地元の松尾自然森林愛護少年団に所属する八幡平市立松尾中学校の1年生24人が、お手植えを含むオオヤマザクラから黒く熟したサクランボを採取、果肉の中から種を取り出した。

採取した2370個(384グラム)の種は生徒代表の佐々木知洋(ちひろ)君(12)から県森林整備課の鈴木清人総括課長に贈られ、県緑化推進委員会が2年間、0~5度で低温保存する。

作業に参加した立柳絵愛(かな)さん(12)は「種を採るのは初めて。思ったよりうまくできました。この種が陸前高田で大きく育って被災地の方を元気づけてくれたらいい」と笑顔で話していた。