米駆逐艦が台湾海峡を通過

【ワシントン=黒瀬悦成】米海軍第7艦隊(神奈川県横須賀市)は22日、同艦隊所属のミサイル駆逐艦「カーティス・ウィルバー」が台湾海峡を現地時間同日に通過したと発表した。台湾に対する軍事的圧力を強める中国に対抗する狙いがある。

第7艦隊は声明で、同艦の台湾海峡通過は「定例的なもので、国際法を順守して実施された」とした上で、「自由で開かれたインド太平洋地域の擁護に向けた米国の決意を示す行動だ」と指摘した。

同艦は先月も台湾海峡を通過している。

第7艦隊は今月14日、中国軍が軍事拠点の構築を進める南シナ海に原子力空母ロナルド・レーガンを派遣して軍事演習を実施した。対する中国軍は、15日に戦闘機や核爆弾搭載可能な爆撃機など28機を台湾の防空識別圏に進入させるなど、米中による牽制(けんせい)行動が活発化している。