原信夫さん訃報、浜松市長しのぶ「市の音楽文化発展功績に感謝」

インタビューに答える原信夫さん=2008年10月
インタビューに答える原信夫さん=2008年10月

21日に94歳で亡くなった、日本ジャズ界で屈指の人気を誇ったビッグバンド「原信夫とシャープス&フラッツ」を率いたサックス奏者の原信夫さんは、国際的なピアノコンクール開催など「音楽の街づくり」を推進している浜松市と、深い縁で結ばれていた。

原さんは平成6年から同市の音楽文化顧問を務め、その4年後からは名誉顧問に就任。アクトシティ音楽院での「ジャズクリニック」の講師や、全日本高校選抜吹奏楽大会の審査などを担い、「本市の音楽文化の発展に尽力いただいた」と鈴木康友市長は感謝した。

81歳だった20年に第一線を退くことを表明していた原さんは、22年2月にアクトシティ浜松大ホールでのコンサートを最後に音楽活動に終止符を打っていた。ただ、その後も市内で次代を担う小中高校生にジャズの魅力や音楽技術を教える活動を行っていた。

鈴木市長は「これまでの功績に心より敬意を申し上げるとともに、遺志を継いで音楽文化の普及・促進に取り組んでいきます」とコメントした。

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