酷暑、過密日程… リスク管理徹底 サッカー男子東京五輪代表発表

日本サッカー協会は22日、原則24歳以下で争われる東京五輪男子の日本代表18人を発表した。

選考で際立ったのはリスクマネジメントだった。森保監督は「酷暑の中、過密日程で戦う。スペシャルでありながら、複数ポジションをこなせる選手を選んだ」と説明した。

高温多湿かつ中2日の試合間隔で行われる大会期間中、コンディションを維持するのは難しい。7月11日まで海外でアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を戦う選手も含まれるのだからなおさらだ。新型コロナウイルス禍で行われる大会でウイルス感染の可能性も完全には排除できない。

象徴的なユーティリティープレーヤーは前線、中盤、サイドバックでプレー可能な旗手や最終ラインや3バック時に中盤のサイドも任せられる橋岡だ。オーバーエージ(OA)を含めて主力に不測の事態が生じても、チームコンセプトを保てる陣容を整えた。

前回の2016年リオデジャネイロ五輪では、代表に欧州クラブ所属選手は2人だったが、今回はJリーグへ復帰する酒井らを含め欧州リーグのプレー経験者は半数を超える。歴代最強の評価は決しておおげさではない。指揮官も「金メダルへ前進している」と手応えを口にするチームが世界に挑む。(奥山次郎)