青いトノサマガエル発見相次ぐ 和歌山・橋本の棚田

和歌山県橋本市の棚田で発見が相次いだ青いトノサマガエル(市提供)
和歌山県橋本市の棚田で発見が相次いだ青いトノサマガエル(市提供)

和歌山県橋本市内の棚田で、体が青みがかったトノサマガエルの発見が相次いでいる。色素の遺伝子変異などが原因とみられ、すでに約40匹が確認された。

トノサマガエルは一般的に緑色。地元で棚田の保全活動などをする「はしもと里山学校」の佐藤俊(さとし)代表は「棚田を20年以上観察してきたが、青いトノサマガエルを見たのは初めて」と驚き、「これからも継続的に生息状況を調査したい」としている。

佐藤さんによると、青いトノサマガエルは5月中旬の生き物観察会で最初に見つかり、その後も発見が相次いだ。

県立自然博物館(海南市)の平嶋健太郎学芸員は「遺伝子の欠損によると思われるが、まとまった個体数があるのは、そのような親同士の子か、何か周辺で異変があったのでは」と推測。今後の成長過程で通常の緑に変色していく可能性もあるといい、「大きくなっても青ならば興味深い」と注目している。