【池袋暴走事故公判詳報】(3)「私たち遺族が強い怒りがあるということは伝わっていますか」(2/3ページ) - 産経ニュース

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池袋暴走事故公判詳報

(3)「私たち遺族が強い怒りがあるということは伝わっていますか」

飯塚被告「日常会話の中で歳だからやめれば、といわれることはあったが、自立した生活のために車は必要でした。(周囲も)理解していたと思います」

松永さん「80歳以降、あなたは5回、バンパーを修理していますね」

飯塚被告「…。回数は覚えていません」

松永さん「どんな状況だったかは覚えていますか」

飯塚被告「…。1度は大変狭いところに車を入れてしまってバックで戻らなければならないときにこすってしまった。それ以外は覚えていません」

《池袋で事故を起こした当時、飯塚被告は一貫してアクセルの状態を確認したと主張している。松永さんが「(確認するのは)不可能ではないか」と質問するも、飯塚被告はそれを否定する。また、日常生活でつえをついていた飯塚被告に、松永さんが運転に不安はなかったかと問うと、飯塚被告ははっきりとした口調で「腰かけている状態では支障がない」と言い切る。松永さんは事故時の真菜さん、莉子ちゃんに関する質問を投げかける》

松永さん「真菜、莉子が亡くなったと知ったのはいつですか」

飯塚被告「(事故)当日の夜に初めて知りました」

松永さん「(真菜さん、莉子ちゃんを)はねた場面のドライブレコーダーの映像は見ましたか」

飯塚被告「…。はい」

松永さん「衝突の直後、莉子はあなたの車の方を見ていますよね」

飯塚被告「…。多分、見ていたと思います」

松永さん「莉子はどんな気持ちだったかと思いますか」

飯塚被告「…。多分、恐ろしかったのではないかと思うが、わかりません。申し訳ありません」

《「強い怒りがある」。松永さんは遺族の気持ちを質問に乗せ、飯塚被告に投げかける》

松永さん「私たち遺族が強い怒りがあるということは伝わっていますか」