分身ロボカフェ常設店 あす日本橋にオープン

客が注文した飲み物を席に届ける分身ロボット「オリヒメD」=21日、東京都中央区(松村信仁撮影)
客が注文した飲み物を席に届ける分身ロボット「オリヒメD」=21日、東京都中央区(松村信仁撮影)

ロボットベンチャーのオリィ研究所(東京都中央区)は22日、分身ロボットが接客するカフェを東京・日本橋にオープンする。21日、店内の様子を報道関係者に公開した。

JR新日本橋駅近くのビルの1階、約300平方メートルの店内に約70席を用意。各席にある小型分身ロボ「オリヒメ」が飲み物などの注文を取ると、身長1・2メートルの「オリヒメD」が運んでくれる。ロボットは、難病や重度の障害で外出困難な約50人が交代しながら、パソコンなどを通じて遠隔で操作する。

コーヒーをいれる専用のバリスタロボも導入。客との会話から好みなどを聞き、その日の天候なども考慮して4種類のコーヒーからおすすめのものを提供する。営業時間は午前10時から午後7時。予約席のみロボットによるサービスが受けられる。予約なしの席からもロボットが働く様子が見学できる。

オリィ研究所は利用客の声を聞きながら、ロボットの改良に取り組む考え。吉藤健太朗社長は「(接客などで)さまざまな失敗もあると思うが、障害者と共存できる世界に向けて、この店がそうした失敗や課題に気付ける場にしたい」と語った。