フランス東部アヌシーで19日まで開かれたアヌシー国際アニメーション映画祭で湯浅政明監督の「日本沈没2020」がテレビ部門の審査員賞を受賞した。
「日本沈没2020」は、米配信大手ネットフリックスが小松左京さんのベストセラー小説「日本沈没」をアニメ化した作品。脚本はほぼオリジナルのまま、時代設定を昭和から令和に移した。第1話「オワリノハジマリ」で受賞した。
アニメーション映画祭としては世界最大規模の同映画祭で、湯浅監督は2017年に「夜明け告げるルーのうた」で長編部門最高賞のクリスタル賞を受賞している。(共同)