山手線4時間ストップ 停電車内、乗客閉じ込め

新宿―代々木間でストップし、真っ暗となったJR山手線の車内で運転再開を待つ乗客=20日午後7時すぎ(乗客提供)
新宿―代々木間でストップし、真っ暗となったJR山手線の車内で運転再開を待つ乗客=20日午後7時すぎ(乗客提供)

20日午後5時35分ごろ、東京都渋谷区のJR東日本の変電所で送電設備にトラブルが発生し、山手線全線の内回りと外回りで運転を見合わせた。埼京線大崎―大宮間と相鉄線直通列車の新宿―羽沢横浜国大間の上下線、湘南新宿ライン全線の北行・南行でも見合わせ、午後9時40分ごろから順次運転を再開した。

一部区間で電車が停電したため、JR東は駅間に停車した電車の乗客を線路に降ろし、最寄り駅に誘導。乗客の安全確保のため、中央線快速や中央・総武線各駅停車の一部区間でも一時、運転を見合わせた。

商談帰りに山手線を利用した埼玉県蓮田市の会社経営、佐藤隆生(たかお)さん(51)によると、午後5時半すぎ、新宿方面に向かって代々木駅を出発した後、室内灯が消えた。電車が停車し、空調も止まると蒸し暑さを感じた。日没後は暗い車内で乗客のスマートフォンだけが明るかった。新宿駅付近に着いたのは午後8時すぎ。線路に降りて駅に向かったという。