藤沢女流立葵杯が5連覇で名誉称号獲得

第8期女流立葵杯で5連覇を達成した藤沢里菜女流立葵杯(日本棋院ホームページから)
第8期女流立葵杯で5連覇を達成した藤沢里菜女流立葵杯(日本棋院ホームページから)

囲碁の第8期女流立葵杯三番勝負の第2局が19日、福島県会津若松市で行われ、藤沢里菜(りな)女流立葵杯(22)が219手までで、挑戦者の上野愛咲美(あさみ)女流棋聖(19)=扇興杯=に黒番中押し勝ちし、シリーズ2連勝で5連覇を達成した。同一タイトル連続5期の規定で、藤沢は自身初の名誉称号(名誉女流立葵杯)資格を得た。女流本因坊・女流名人とあわせ3冠を堅持、タイトル獲得は通算18期になった。

名誉称号は60歳に達したときか、引退時に名乗ることができる。女性では謝依旻(しぇい・いみん)六段(31)=女流本因坊(6連覇)・女流名人(9連覇)・女流棋聖(5連覇)=に続き2人目。

藤沢と上野は今春の女流名人戦で対戦し、藤沢が防衛。昨秋の女流本因坊戦でも、藤沢がタイトルを奪還している。プロ12年目の藤沢は昨年、30歳以下・七段以下の棋士が対象の若鯉戦で優勝、男女混合棋戦を史上初めて女性が制する快挙を演じている。

8人による本戦トーナメントを経て、上野が挑戦者に決まったのは16日。当初、5月に同所で準決勝以降が実施される予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期されたことによるもの。囲碁タイトル戦で最短、挑戦者決定から中1日での三番勝負だったが、勢いを生かしきれなかった。

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