【原坂一郎の子育て相談】友達がいない小5の息子 - 産経ニュース

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原坂一郎の子育て相談

友達がいない小5の息子

小5の息子は、1、2年のときの仲良し2人と別のクラスになって以来、友達ができません。学校に相談し、そのうちの1人と今年再び同じクラスにしてもらいましたが、以前のような関係になれませんでした。なぜ友達がつくれないのか聞くと、「話しかけられない」「中学で頑張る」など消極的な答えでイライラします。昔から大人しく、人見知りも激しく、習い事の初日は泣き続け、公園や児童館でも他の子供の輪に入れず、玩具の取り合いでは取られっぱなし。学校には機嫌よく行き、先生からの評価も高いのですが、今後の人生は大丈夫か、一生家族以外と話さないのかと不安になります。

息子さんの幼い頃からの消極的な姿がご不満のようですね。解決策としてはまず、お子さんの生まれ持ったその気質を丸ごと受け止めることから始めてほしいと思います。

友達がいないのは残念ですが、息子さんはその状態が案外平気なのかもしれません。特に仲良しの友人がいないだけで、彼にとっての楽しいことは学校内でそれなりに起こっているはずで、今の彼はあなたが思うほどの「暗い小学校時代」ではないと思います。

あなたの不満は募るかもしれませんが、変に動かない方がいいですよ。現に「昔の友人との関係を再開させよう作戦」は失敗したようですね。かえって気まずい思いをさせたかもしれません。

もし彼自身が友人を欲しがっているなら、性格、趣味、苦手なこと、のどれかが似ている級友を探し、声をかけなくていいので、まずは空間的に近づくよう伝えてください。その中で偶然交わす一言二言が、「いい関係」になるきっかけになったりします。修学旅行の班別行動など友人ができる機会はこれからもたくさんあります。

一生の友人は中学以降で出会った友達である場合が多いので、本人が「友人づくりは中学から」と言うならそれでいいじゃありませんか。最後に、同年代と合わない人は年の離れた人とはうまくいくことが多い、ということもお伝えしておきますね。

(こどもコンサルタント)

原坂一郎 23年間の保育士勤務を経て平成16年から、こどもコンサルタントとして研究・執筆・講演を行う。日本笑い学会理事。自他共に認める怪獣博士。

子育てに関する悩みをお寄せください。原坂一郎先生が回答します。

<メール>life@sankei.co.jp