東京都は18日、東京五輪・パラリンピック関係者への新型コロナウイルスのワクチン接種を都庁展望室の特設会場で始めた。小池百合子知事も会場を視察し、予診と接種の流れについて担当者から説明を受けながらブースを回った。8月末まで1日当たり2500人程度の接種を進める。
対象は選手村や会場運営の担当者や大会取材に関わる報道関係者のほか、接種を終えていない医療従事者も含める。ワクチンは国際オリンピック委員会(IOC)が提供する米ファイザー製を使用。国内の競技団体などが派遣したスポーツドクターが問診を担当する。