女優の吉瀬美智子(46)が、26日放送の土曜プレミアム「世にも奇妙な物語 ‘21夏の特別編」(後9・0、フジテレビ系)に初主演する。
4つの“奇妙な“エピソードが登場するオムニバスドラマの1本「あと15秒で死ぬ」で、吉瀬にとっては2008年“春の特別編”での「 透き通った一日」出演以来、13年ぶり2度目となる。
≪三上恵(吉瀬)は薬剤師。夜、診療所の薬剤室で作業をしていると突然、体が動かなくなった。目の前には赤い飛沫と静止した弾丸が見える。何者かに銃で撃たれて死んだようなのだが、時間が止まっているようにも見える。そこに死神と名乗る人物が現れ、恵に残された寿命が“あと15秒”と告げる≫
限られた時間しか生きられないと知ったとき、人は何を思い、どんな行動をするのか。主人公は“15秒で真実を解き明かしたい”と願い、意を決してある行動に出る。
刑事役などで撃つ方は演じてきたが、撃たれる側となり「それも普通の人が日常で…新鮮でした」と吉瀬は微笑む。「死神の特殊メークもユニークで、その死神と“死にたくない”という主人公との掛け合いが見どころ。今まで見たことのない新しい自分を見せることができるのかな。ファンの期待を裏切らない作品だと思います」と話した。
ちなみに、自身はあまり霊感などない方だという。
同局・編成企画の渡辺恒也さんは「全編がほぼ15秒の間の出来事を描いた物語という意味で、おそらく“世にも奇妙“史上最短(劇中時間として)のエピソード。主人公と犯人の目線が違う時間軸の中で進行していき、最後に“ある時点”の結末へと収束していくトリッキーな作品になっている」と自信を見せる。
また、23日から25日まで「世にも奇妙な物語 傑作選」(後2・45、関東ローカル)の放送が決定。23日「フォロワー」「幸せを運ぶ眼鏡」、24日「運命探知機」「ハイ・ヌーン」「ががばば」、25日「ズンドコベロンチョ」「事故物件」。(産経デジタル)