国連総会 グテレス事務総長の続投採択 「大国間の機能不全を克服」 - 産経ニュース

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国連総会 グテレス事務総長の続投採択 「大国間の機能不全を克服」

国連のアントニオ・グテレス事務総長
国連のアントニオ・グテレス事務総長

【ニューヨーク=平田雄介】国連総会は18日、今年末に1期目の任期を終えるグテレス事務総長(72)を続投指名する決議案を採択した。任期は来年1月から5年間。グテレス氏は「たいへん光栄で、私を信頼してくれた加盟国に深く感謝する」と述べた。

グテレス氏はポルトガルの首相や国連の難民高等弁務官を経て、2017年1月から第9代の国連事務総長を務めている。

演説では新型コロナウイルス感染症の克服を真っ先に取り上げ、「全ての人がワクチンを利用できるようにする必要があり、先進国と途上国の双方が持続可能で包括的な回復をできるよう条件を整えなければならない」と抱負を語った。

また、国連と関係機関の職員の役割を「全ての人の利益にかなう解決策を見つける真摯(しんし)な仲介者」と位置づけ、米中をはじめとした民主主義国と権威主義国などの対立を念頭に「地政学的な分断と大国間の機能不全を克服するため、私たちにできる全てのことを行う必要がある」と述べた。