河井克行氏実刑判決 現金受けとった地元市議は

河井克行被告の判決を受け、議会後に取材に応じる広島市の豊島岩白市議=6月18日午後、広島市中区
河井克行被告の判決を受け、議会後に取材に応じる広島市の豊島岩白市議=6月18日午後、広島市中区

令和元年7月の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で、元法相の河井克行被告が東京地裁で18日、公選法違反の罪で実刑判決を受けたことについて、河井被告から現金を受領した一部の広島市議が同日、広島市内で報道陣の取材に応じた。

50万円を受け取った豊島岩白市議(48)は、判決内容について「最初から事実と向き合って、正直にもっと早くから認めていただきたかったとは思う」と振り返った。30万円を受け取った石橋竜史市議(49)は「司法の判断として非常に重いものであったと認識している。どこかのタイミングで謝罪して、説明責任を果たしてもらいたい」と述べた。

取材に応じた市議はいずれも辞職の意思はないという。豊島市議は「最後まで拒否しきれなかった自責の念と向き合う毎日」と反省を述べながらも「職責を全うしていきたい」。石橋市議は「私は首尾一貫して買収意図は感じなかった」と改めて強調。「現段階で起訴、不起訴、処分の保留すらも決まっていない。日々与えられた立場で懸命に取り組みながら、ただただ見守っている」と述べた。

また、三宅正明市議(48)は「心から反省するしかない。政治に対して不信を与えたことはおわびしたい」としながらも、辞職を否定した。