五輪卓球女子団体補欠の早田「周りの力になれるように」

早田ひな(恵守乾撮影)
早田ひな(恵守乾撮影)

東京五輪卓球女子団体日本代表の補欠に選ばれた世界ランキング25位の早田ひな(日本生命)が17日、千葉県旭市で報道陣の取材に応じ、「東京の会場の雰囲気を味わえるし、なるべく周りの力になれるように、自分も五輪というところで吸収したい」と決意を語った。昨年の全日本選手権を制した左利きの早田は、世界ランキングでは五輪代表3人をのぞいた日本人で3番手だが、代表勢とのダブルスの相性などが考慮され、男子の宇田幸矢(明大)とともに補欠となった。

五輪代表不在の中でこの日開幕したアジア選手権(9月、ドーハ)代表選考会では第1シードとなり、3試合中2試合がフルゲームと苦しみながらも8強入りを果たした。「難しい試合だったが、最後に実力を出して勝つことができてよかった。明日の試合もまずは楽しみたい」と上位2人に与えられる出場権獲得に意欲を示した。

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